伊藤富雄Twitterについて熱く語る
海外のインターネット通で知られる伊藤さんですが、どんな風に情報収集してるんですか?
一応英文科出てるんで、英語は苦にならないし、RSSリーダー使って、そりゃ朝から晩までチェックしてますよ。
とはいっても、全部が全部目を通すわけにもいかないんで、ざっと見て引っかかったキーワードがあれば、詳しくチェックしてます。
ただ、それだけだと頭でっかちになっちゃうんで、それを日本で活用するにはどうすればいいかをブラッシュアップしてます。
なんかあちらこちらでTwitterを耳にするようになりましたね。
マーケジンのコラムでも書いたように来るべくして来たって感じやけどね。
全世界で5000万以上が利用してて、今こうして話してる間にも、どんどん増えていってるからね。
海外、特にアメリカでは、日本では考えられないほどTwitterを活用していて、もちろんビジネスやマーケティングにも、いろんな活用事例がでてますね。
「Welcome to Business Online 最新のビジネスアイデアを世界から」(MarkeZine) 
日本でTwitterが広まる可能性についてはどう考えていますか?
日本のTwitterユーザーって、50万人くらいって言われてるんですよね。
Twitterって、あまりにもシンプルすぎて、逆にどんな風に使えばいいのか日本人には分かりにいのかもしれないですね。
ほら、日本人ってルールとか決められて、それをうまく使うのって得意ですけど、なんでもいいからやってみなさい、なんての苦手じゃないですか。(笑)
人にTwitterを理解してもらえるように説明するのって、結構難しいんですよね。
“だからどうなの?”って部分を具体的な活用法を例に出して話してあげなければならなかったり。
そういえば、ブログだって、ただの日記みたいなもんでしょ?ってポジションから、すっかり文化になっちゃてますもんね。
そもそも、日本人って文字の読み書きが好きな人種なんですよね。
そういう意味では、広がりだすと、ものすごい勢いで定着すると思います。
私たちのようなweb業者にとっては、Twitterは今後どんなビジネスチャンスになるでしょうね?
Twitterのような口コミツールが文化として定着したら、検索エンジンを利用したマーケティングだけに頼らなくてもイイ時代が来ると、僕は思ってるんですよ。
要するに、クチコミでお客さんを連れてきていただけるわけですから。
その一方で、これだけソーシャルウェブが発達してくると、消費者が売り手側の売り文句よりもネット上で他のユーザーと共有できる情報の方を重視するようになってくるのは当然で、クライアントもその辺の変化をちゃんと感じ取らないと、いくら声高に叫んでも全然響かないわけですよ、お客さんの胸に。
ただし、ソーシャルウェブをうまく利用しようと思うなら、まず消費者との会話の中に飛び込んで自ら会話に参加し伝えていく、というある種の覚悟と仕組みが要りますね。
実際、海外での成功事例は、例外なくそこから始まっています。というか、そこが肝心なんですね。
今後は、サイトを製作する上でも、Twitterのようなソーシャルツールを使ったマーケティングを意識することは不可欠だと思います。
けれども、通常、クライアント側にそういう風土や素養は十分に備わっていません。そこをサポートして差し上げるのが、新しいウェブ事業者の役目でもあると思います。サイトを作るだけではなくて、ね。
それには、海外でのTwitterの活用事例を学び、日本流にどうアレンジするかを考えて提案することが必要だと考えています。
ま、いずれにしてもまだ始まったばかりです。だからこそ、早めに試行錯誤した方が成功する確率は高いでしょうね。